デジタルから味わいのある実体作品へ
呱々プロジェクト
-KOKO PROJECT-
素材(原画・原稿)から、
感じること・伝えたいことを解釈して
的確な印刷設計を行い、
それを実現する印刷技術の開発に
挑戦し続けていきます。
感じること・伝えたいことを解釈して
的確な印刷設計を行い、
それを実現する印刷技術の開発に
挑戦し続けていきます。
呱々プロジェクトとは?
呱々プロジェクト、始動。
それは素材を解釈すること。
印刷には「情報を伝える」という大きな役目があります。
文字やビジュアルを大量にかつ正確に伝えること。
明治以降、印刷技術や情報量は目覚ましい発展と拡大の一途を
辿ってきました。気が付けば印刷もデジタル時代に入り、
早くキレイに次から次と「モノ」を作る印刷が
当たり前のようになってきました。
ふと立ち止まって、印刷だからできる事とは何だろう。
良質の印刷とはどのような物なのかと考えると、ひとつの方向が
見えてきました。
それは素材を解釈すること
解釈することにより、的確な印刷設計と製作意図を味付ける。
そんな印刷物が作れないか?
素材から感じること、伝えたいことを解釈する。
見る人によって感じ方が変わっても良い。
見えるものが違っても良い。
元データに材料やインキ、印刷手法、版の作り手の思い、
印刷の刷り手の考えをまとめて味付けをしてゆく。
そしてデジタルから味わいのある実体作品へ。
これが今回のプロジェクトの答えです。
「呱呱(ここ)」―――
生まれて初めての産声という意味の言葉、
私たちにとっても初めての試みです。
作品を見て、思い思いに解釈していただき、
感じたものを味わっていただけたら幸いです。
株式会社アート印刷工芸社
会長 木村 泰清